新婚旅行

★どうして新婚で旅行に行くのか

あなたは新婚旅行に行きたいですか?
どうしても?新婚’がいいですか?

結婚して初めての旅行って、何が特別でしょうか?
恋人同士の頃に行っていた旅行とは何が違うでしょうか。

教えますね!
恋人同士の旅行と新婚旅行って
決定的に違うものがあるんです。

 

 

★結婚式やら新婚旅行やらの連続…新・夫婦は本当に楽しいと思っているのか

まず、
恋人時代→結婚→夫婦となる→新婚旅行

の流れに潜む、本当は潜んでいる一般的な男女の感情や気持ち、真意を見てみましょう。

大好きな人と両想いになれて恋人同士として恋愛した。

様々なステップを踏んで、たくさん悩んで、不安な気持ちもあって…でも
この人、と決めた。

ずっと一緒にいる事にした。

その人と結婚した。結婚式もあげた…結婚式!

式場選びに指輪選び…招待状にウェルカムボード…

色々決めるのはなかなか大変で喧嘩もした。たくさんもめた。

なんだかんだいって幸せな舞台となった。たくさんの人に自分たちの夫婦となる瞬間を
見てもらい、祝ってもらう事ができた。

 

 

へとへとだ。

今度は2人切りの旅行か

次から次へと喧嘩の原因を作るようなこの流れは一体
何なのだ。

これが、それが結婚という物か

それでは逆らわずに新婚旅行に行こう。
生涯のパートナーとなった恋人と、夫婦として旅に出るのだ。

よし頑張ろう!生涯の思い出となる旅行にするのだ。
素敵なイベント満載の幸せな旅行にしなければならない。

絶対に楽しまなければならない。

楽しもう…

疲れた

とまあ実は大抵そんな感じは少なからずあるのです。

中では結婚式からの勢いで盛り上がっておっしゃー楽しんでいこーみたいな
テンション高い同士のカップル…というかテンションだけで乗り切っちゃおう
みたいなカップルもいると思いますが乗り切っちゃえる人たちは稀です。

大抵のカップルはいくらかの責任感に追われています。

「楽しみだけど少し怖い…」

幾分の不安を抱えています。

それはきっと新婚旅行という何か迫力のある巨大な幸せのイメージの塊に
圧倒されるからでしょう。

いつもの恋人同士の旅行と違ってやり直しが利かない感じ、一度きりなのもプレッシャーですよね。

★新婚旅行は蜜の味…なはず

そもそも

新婚旅行とは何でしょうか?

新婚旅行=ハネムーンとも言われますね。
ハネムーンの語源はヨーロッパの?蜂蜜酒’に由来しています。
甘く蜜のような、うっとりするような夜、というイメージの言葉です。
ハネムーンは別名「蜜月」とも呼ばれます。

そこはかとない親密な、愛溢れる
語感から甘いロマンスの香りがしますね。

世界中で最も甘い、ロマンスの夜を過ごす事ができるのは夫婦となった2人だけ
夫婦だけに許される世界に認められる、誇れる最高のトリップ…それが新婚旅行なのです。

 

 

★新婚旅行を幸せな思い出にするための簡単でみんな中々やらないポイント

それでは前記したプレッシャーに負けずにこの夫婦だけに与えられた特権であるはずの新婚旅行
を楽しみ切って最高に幸せな思い出にするためのポイントは

無理して色々盛り込んでプランを?甘くしようとしない’事です。

もう語源からしてもただでさえ甘いのに自分たちでさらに
甘くしようと無理しなくても大丈夫です。甘さは後からついてくるもの
例えば

~展望台でキス

~鐘の元で愛を誓う

~露天風呂貸し切りでローソクトーク&ホールケーキの食べさせ合い

など

最初からそんな甘すぎるプランを用意してしまうと
「甘くしよう甘くしよう」という気合いで蜜が固まりとろけなくなってしまいます。

普段と同じ事をしていても甘くなる時はなるしそんな気分にならない時は
無理にしなくて大丈夫。互いにたった1人の人として選んだ相手と旅行に来ているのですから
それだけで十分。

プランはできるだけシンプルにして実際旅に出てみて後から2人で発見できる
物を楽しみにしましょう。

昔はただ温泉に行くだけで立派な新婚旅行とされていたくらいです。
夫婦でどこかいつもとは異なる場所へ足を運ぶそれだけで儀式であるとされていたのです。
でもそこにあるしみじみとした喜びに昔の人は気づいていたのかもしれません。

その昔日本で初めて新婚旅行に行った坂本竜馬は戦の疲れ傷を癒すために結婚した
ばかりの妻と2人切りで旅にでました。

この話には新婚旅行の良さ、新婚旅行に行く本当の意味が隠れている事がわかりますか?
わかりますね?竜馬はきっと新妻に甘える事が出来たでしょう。傷の治りも早かったはずです。

夫婦の旅行だからです。

夫婦となって出る旅…だからこそ気づく事、喜び、発見って必ずあるんです。

例えば飲食店や旅館、ホテルで名前を書く時や、旅の道中に手をつなぐ老夫婦に出会ったときなど何気ない事で
感動したりするんですよね。

ご飯を食べるときや名前を呼ばれたとき…
ほんのささいな事で、ああ夫婦になったのだな、ああ夫婦なんだなと感じられる事でしょう。こちらで
用意しなくても夫婦であるというだけで向こうからやってくる幸せプラン満載!それが新婚旅行なのです。

また旅というなれない環境ではそばにいてくれるパートナーが
より頼りになる、大切な存在に感じたりその人が家族である事にとても大きな安心感を得たりするのも
新婚旅行の醍醐味です。

こんな話があります。

金沢のランプの宿に泊まった新婚の夫婦のお話しです。

金沢のランプの宿と言えば秘境の地…!

コンビニはもちろん、近くには民家さえありません。

車でどんどん林の奥地に入って行き「本当に大丈夫?」と思いながら
近づくと小さなぼろい木の板が一本立っています。

そこには「ランプの宿」と書かれているだけ。

ひと昔前の古民家みたいな旅館が
新婚旅行の宿…

「最初はもっとレジャー感の強いゴージャスなホテルがよかった」

お風呂も小さくて全体的に静かな宿だった。
カラオケやボーリングなんてなかった。

携帯もほとんど繋がらないので、ただ花を眺めたりメモ張に簡単なお絵かきをしたりして
過ごした。

泊まってみて、2泊、3泊するうちに私たちが不思議な親密感に包まれている事がわかった。

宿をでる頃には彼との絆が深まっていた。

 

 

 

ただ泊まるだけで、特別なプランなしに最高の思い出となるホテルや旅館があるのですね
できたらそんな宿、探してみたいですよね?

特別な事をしないでただ泊まるだけで満ち足りるなんて…
秘境の、誰も自分たちを知らない土地にて夫婦という間柄のなんて
心強いことか、ランプの宿にて実感できたのですね。

それはきっと恋人同士の時に泊まるのとはまた違いますね。

あなたの大好きな人はもう家族でもあるのです。
家族だから旅先でも甘えて良いのです。

こんな新婚さんの話もあります。

新婚旅行で食べ過ぎて飲み過ぎてしまった。

気持ち悪くなってトイレに駆け込んだ。

「せっかくの新婚旅行なのにこんな風になっちゃって、彼に悪い」
そんな思いで外に出る事ができなかった。
恥ずかしかった。

すっかり夜も更けてさすがにもう寝たかなと思って外に出ようとすると
彼…夫となった人が扉の前で
ずっと待っていてくれた。

すごく落ち着いて安心した。

恋人だった時とは違ってなんか、本当に甘えられる気がした。

そう新婚旅行ってそんな今までとは違う恋人との距離感に気づく時でもあるのです。

ですからハネムーンプランを選ぶときには例えばスカイダイビングなど「二人でこれがしたい!というレジャーや
与論島など絶対行きたい場所などを1つ決めてそれに合わせてプランを絞ってゆくと良いでしょう。

あれもこれもと盛り込んで結局できないとかえってそれがストレスになり喧嘩の原因にも。
無理せずポイントを絞って楽しみながらプランを選び、後は行ってからのお楽しみにするくらいが良いでしょう。

さあ新婚旅行に行きたくなってきましたか?
彼氏でも彼女でもなくて夫と、妻となって行く旅行の本当の蜜の味を知ってみたくはありませんか?

新婚旅行はめんどくさかったりもするけれど夫婦となった人との最初の
絆を感じるイベントなのです。それはもう結婚式のときのようなどこか他人行儀な感じは
もうありません。

さあたった一人のパートナーとなった人と旅に出ましょうl
何のプランもなくたって大丈夫!手をつないで汽車に乗りましょう!!